地盤改良 D-BOX工法

D-Box(ディーボックス)は、名古屋工業大学・松岡元名誉教授による「ソイルバッグ工法」の理論・効果・実績に基づいてメトリー技術研究所(株)野本太社長が実用化した工法です 。

D-BOX(ディーボックス)工法

D-Boxは、土の性能を最大限に引き出す事が出来る画期的な製品です。
その効果は、地盤補強だけでなく「振動」や「液状化被害の低減性能」も備えており、他工法とは一線を画す特徴ある地盤改良工法です。
セメント系固化剤は一切使用せず、環境にも配慮された工法です。

D-Box(ディーボックス)は一般財団法人日本建築センターより「建設技術審査証明」を受けており、安心してご利用頂ける工法です。

D-Boxの主な特徴

  • セメントなどの固化材を使用ぜず完全に水を通すことで、地下環境にあたえる影響を最大限配慮したECO設計
  • 「地盤強化」と「振動低減」を同時に実現
  • 基本的に土粒子を包み込むだけなので、CO2の排出量を軽減出来る
  • 周辺地盤そのものの強度を上げることができ、パフォーマンスも大変優れています
  • 形状を保ちながら1本吊りでの移動が可能
  • 正確な敷設を求められる作業員の身体的負担が軽減され、安全かつより効率のよい敷設が可能

日本建築センター 「技術審査証明工法」

NETIS満了技術 (旧KT-100098VE)
一般財団法人 日本建築センター「建設技術審査証明」取得 (BCJ-検査証明-266)
沿岸技術研究センター評価証取得 第18006号

建設技術審査証明書(日本建築センター)
評価証明書(沿岸技術研究センター)

建設技術審査証明書(日本建築センター)
地盤改良 D・BOX工法

地盤改良

D-BOX工法

地盤補強

軟弱地盤の多くは、土に含まれた水が関係しています。D・Box施工時の加圧作業とD・Boxのフィルター効果(透水性)により、その土中に含まれた水分を効率的に排出し、支持地盤を強化します。

軟弱地盤を地盤補強
軟弱地盤を地盤補強

振動低減

D・Boxによって区画・拘束された中詰め砕石は、大きな摩擦力を有しています。交通振動や地震動などの振動がD・Boxを通過する時、この摩擦力が振動エネルギーを消費することで、建物に伝わる振動を減らします。

地震や交通による振動対策
地震や交通による振動対策

液状化

液状化は地震などの振動によって土粒子間の水(間隙水)の圧力が上昇することで発生します。D・Box工法により強化された地盤は、D・Boxの吸水性能との相乗効果により間隙水圧の上昇を抑制し液状化による被害を減らします。

液状化の被害低減
液状化の被害低減

九州D-BOX工法協会

(メトリックス)について

九州D-BOX工法協会(メトリックス)

地盤補強と振動低減効果を同時に実現!

山本建設ではD-BOX(ディーボックス)工法普及のため、PR・広報活動を行っています。

  • メトリー技術研究所株式会社開発のD-box工法を一人でも多くの方に知って頂きたい。
  • 多くの現場に採用して頂き工期短縮・コスト低減に貢献出来ればと、九州地区を担当する拡販組織です。
  • D-BOX(ディーボックス)工法のご質問やお問い合わせなどございましたらお気軽にご相談下さい。

D-Boxの社会的ニーズは益々高まっており、土木・建築・環境・墓石等、広範囲な分野で使用されています。
D-Box工法は社会貢献のため、日々新たな挑戦を続けています。
福岡県 施工代理店:株式会社 山本建設
開発元:メトリー技術研究所 株式会社

LSシリーズ 施工手順

STEP

D・BOXを専用型枠にセットし、上部より中詰材料を投入

ショベルカーなどの重機で「砂」や「砕石」を型枠天端までしっかりと詰めていきます。

STEP

対面する上部をマジックテープで固定

D・Box中蓋を閉じてD・Box上蓋を閉じていき、バンドでしっかりと閉じていきます。

STEP

重機やクレーンで吊上げ敷設箇所に設置

吊フックから脱型していき、D・Boxを吊上げ施設箇所に設置していきます。

STEP

敷設が完了したら、ランマーを使い転圧

敷設後は、振動コンパクターやランマーなどを使用し転圧していきます。

D・Boxを強制的に加圧貫入させることで「初期沈下」「排水」に伴う沈下が早期に収まります。

D-Box工法の主な効果

地盤補強

軟弱地盤(粘性地盤、液状化地盤)の多くは、土に含まれた水が関係しています。
D・Box施工時の加圧作業とD・Boxのフィルター効果(透水性)により、その土中に含まれた水分を効率的に排出し支持地盤を強化します。
大きな減振効果を持ち、地盤補強と振動低減を同時に実現します。

D・BOX 設置使用例
道路(本線・仮設道)、盛土、函渠等、駐車場、擁壁、建築物、港湾構造物など

振動低減

D・Boxによって区画・拘束された中詰め砕石は、大きな摩擦力を有しています。
交通振動や地震動などの振動がD・Boxを通過する時、この摩擦力が振動エネルギーを消費することで建物に伝わる振動を減らします。

交通振動の例

この例では、D・Boxを設置する事で、有感振動である61.4dBの振動を、揺れが感じにくい53.8dB まで低減できた。また、木造住宅が揺れやすい周波数帯の振動(共振)を、全体的に低減することが確認できた。

地震動の例

この例では、D・Boxを設置する事で、地震動に対しても最大43%の低減効果が確認できた。
また、地震によって、住宅に被害が出やすい周波数帯の振動を、大きく減らすことが確認できた。

D・BOX 設置使用例
道路(本線・仮設道)、鉄道(軌道)、プラント、建築物等

液状化

液状化現象は、地震などの振動によって、土粒子間の水(間隙水)の圧力が上昇することで発生します。
D・Box工法により強化された地盤は、D・Boxの吸水性能との相乗効果により間隙水圧の上昇を抑制し液状化による被害を減らします。
これまで困難とされていた極端な軟弱地盤や沼地などの地盤補強をD・Box工法により地盤そのものを強化することが出来ます。

D・BOX 設置使用例
道路(本線・仮設道)、函渠、擁壁、建築構造物等

製品仕様

D・Box-SSシリーズ
(連結タイプ) 
施工寸法(㎜)備考
D・Box-SS45W450☓D450☓H100中詰材の投入容量 0.02025㎥
D・Box-SS90W900☓D900☓H100中詰材の投入容量 0.081㎥
D・Box-SSシリーズ(連結タイプ)
D・Box-LSシリーズ
(吊り上げタイプ)
施工寸法(㎜)備考
D・Box-LS100W1000☓D1000☓H250中詰材の投入容量 0.25㎥
D・Box-LS150W1500☓D1500☓H450中詰材の投入容量 1.0㎥
D・Box-LSシリーズ(吊り上げタイプ) 

D・BOX 設置使用例

主な用途 1.地盤補強  道路(本線・仮設道)、盛土、函渠等、駐車場、擁壁、建築物、港湾構造物等
2.液状化対策 道路(本線・仮設道)、函渠、擁壁、建築構造物等
3.振動低減  道路(本線・仮設道)、鉄道(軌道)、プラント、建築物等
4.その他   廃棄物の保管

多くの効果・用途を有することが確認され、国内はもとより海外においても




D・BOXに対する期待が高まっており、急速に広範囲で使用されています。

道路路床・路盤 盛土基礎 軌道路床・路盤 駐車場基礎 暗渠基礎 門形カルバート基礎
管渠・人孔基礎 開渠基礎 擁壁基礎 橋梁基礎 水槽基礎 タンク等工作物基礎 建築工作物基礎 低層建築物基礎 住宅基礎

大幅なCO2排出量を削減

世界的環境問題への取り組として、SDGs(エスディージーズ)の目標13「気候変動に具体的な対策を」では、CO2削減など日本だけでなく世界の国々で進められています。

日本では、温室効果ガスの排出量を2013年度と比べ、2030年度には46%削減する目標をかかげています。
従来から地盤改良に使用されているセメントや鉄鋼は、製造時に多くのCO2を排出しています。これらを使用しないD・Box工法は、従来の工法と比較し大幅なCO2排出量の削減が可能です。

九州D-BOX工法協会(メトリックス)

山本建設ではD-BOX(ディーボックス)工法普及のため、PR・広報活動を行っています。

  • D-Boxの社会的ニーズは益々高まっており、土木・建築・環境・墓石等、広範囲な分野で使用されています。
  • D-Box工法は社会貢献のため、日々新たな挑戦を続けています。
  • D-BOX(ディーボックス)工法についての、ご質問やお問い合わせなどございましたらお気軽にご相談下さい。

お気軽にお問い合わせください。093-791-0891受付時間 9:00-17:00 [ 土日・祝日除く ]

お問い合わせ お気軽にお問い合わせください