~信頼と実績で明日を拓く 山本建設~
地盤調査・地盤改良は、建設や都市開発の基盤を支える重要な工程であり、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の目標11「住み続けられるまちづくりを」と深く結びついています。
SDGs(エスディージーズ)とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」のことで、2015年に国連で採択され2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットから構成されています。
SDGs(エス・ディー・ジーズ)
「Sustainable Development Goals
(持続可能な開発目標)」
レジリエント(強靭)なインフラ構築
SDGs(エスディージーズ)「目標11」は、都市や人間居住地を包摂的・安全・レジリエント(強靭で回復力がある)、かつ持続可能にすることを掲げています。
多くの人が暮らす都市部での自然災害(地震・津波・台風などの豪雨)は甚大な影響を及ぼす可能性が高いことから、速やかに現状回復出来る強靭(レジリエント)なインフラを構築することが求められています。
地盤調査や地盤改良工事は、安全で持続可能な都市づくりに欠かせない工程となります。地盤改良D-BOX工法は、SDGs(持続可能な開発目標)の目標11「住み続けられるまちづくりを」の実現に向けた革新的な地盤改良技術です。
私たちの生活を支える建物や道路の安全性を確保するためには、地盤の特性を的確に把握する必要があります。
地盤調査によって得られるデータは、適切な施工方法を選択する基礎となり災害リスクを大幅に低減します。さらにD-BOX工法活用により、地盤調査の結果を基にした適切な地盤改良が可能となります。
地震や自然災害に強い建物やインフラを構築し地域住民の安全を確保することが大切です。
地盤特性に基づき適切な地盤改良工事をすることで資材コストの削減を可能にし、建設過程での環境負荷低減にも繋がります。
地盤改良工事 D-BOX工法とは?
D-BOX工法は、砂や砕石(さいせき)などを詰めたボックス状の袋を地中に設置し、地盤を強化する先進的な地盤改良技術です。
この工法は、セメント系固化剤を使用せず環境に配慮した設計となっています。D-BOXは透水性が高く地下水の流れを妨げないため、自然環境への影響を最小限に抑えます。また、施工が容易で短期間での地盤改良が可能です。
環境負荷の低減
持続可能なまちづくりに寄与。
- セメント系固化剤を使用しないため、CO2排出量を大幅に削減
- 従来の地盤改良工法と比較して最大95%のCO2排出量削減が可能
- 有害物質である六価クロムの溶出もないため、環境への負荷を大幅に低減
災害リスク軽減と都市の回復力向上
地盤強度を高め、振動低減や液状化被害の低減。災害時における都市の回復力(レジリエント)向上。
- 交通振動や地震動などの振動がD-BOXを通過する際、摩擦力が振動エネルギーを消費し、建物に伝わる振動を減少
- 液状化現象に対して間隙水圧(かんげきすいあつ)の上昇を抑制し、被害を軽減する効果
「間隙水圧」とは、土粒子間の隙間に存在する水が持つ圧力のことを指します。
地震の揺れによって地盤が振動すると土粒子が互いに押し合い、その間にある水に圧力がかかります。振動によって間隙水圧が急激に上がり、土粒子同士の結びつきが弱まる事で地盤全体が液体のようになってしまいます。
経済性と効率性の向上
工期の短縮やコスト削減により経済的な負担を軽減。
- 施工が容易で専用重機を必要とせず、小型重機や場合によっては人力のみでも施工が可能
- 狭小地などの施工が困難な条件でも工事可能
- 長期的な耐久性によりメンテナンスや再施工の頻度が減少
地盤改良D-BOX工法は、SDGs目標11の達成に向けて、都市の安全性・環境負荷の低減・災害リスクの軽減・経済性の向上など多方面から貢献しています。これらの技術の導入と普及は、持続可能で住み続けられるまちづくりを実現するための重要な役割を担っています。
未来を見据えた「まちづくり」
地盤調査及び地盤改良は、単なる技術的な工程ではなく、持続可能な未来を築くための第一歩となります。
地盤調査・地盤改良を適切に行うことで、建設後の地盤沈下や構造物の損傷といった問題を未然に防ぐことができ、これにより修繕や補強にかかるコストを削減し経済的な負担を軽減できます。経済的な持続可能性を確保することは、都市の発展にとって重要な要素です。
都市や地域が抱える課題を理解し、解決策を導き出すことでSDGs目標11の達成に向け具体的な貢献が期待されます。
SDGs目標11への具体的な貢献
- 災害時における回復力向上:地盤強化により、地震や台風などの災害時にも安定した都市機能を維持できます。
- 環境への配慮:D-BOX工法は環境負荷を最小限に抑える設計で、持続可能な都市づくりに貢献します。
- 長期的なコスト削減:耐久性の高い基盤を築くことで、メンテナンスや再建コストを削減します。
- 住民の安全確保:地盤改良により、居住環境の安全性を飛躍的に向上させます。
地盤調査・地盤改良は、SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」の達成に向けた重要なステップであり、未来を見据えた安心・安全なまちづくりの基盤を築く役割を果たしています。
私たち山本建設の取り組み
地盤改良 D・BOX工法
私たち山本建設では「地盤強化」と「振動低減」を同時に実現。セメント系固化剤は一切使用せず自然環境に配慮された、従来の地盤改良工法とは一線を画すD・BOX(ディーボックス)工法で循環型社会に対応した、インフラ構築を実現します。
施工実績
地盤改良工事(D・BOX工法)
地盤改良D・BOX工法は地盤補強と振動低減効果を同時に実現。地盤補強だけでなく振動や液状化被害の低減性能も備え、他工法とは一線を画す地盤改良工法です。
地盤改良 D・BOX工法
地盤補強と振動低減効果を同時に実現。
地盤補強だけでなく振動や液状化被害の低減性能も備えており、他工法とは一線を画す特徴ある地盤改良工法です。
D・BOX(ディーボックス)工法は一般財団法人日本建築センターより「建設技術審査証明」を受けており、安心してご利用頂ける工法です。
この記事を書いたスタッフ
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山本建設は創業から60年、建物や道路工事など地元地域を彩るお手伝いをしてきました。
地域の皆さんをはじめ、全国の方々に夢や希望を形にする「建設・土木」の楽しさをもっと知って貰うため、日常の小さな幸せやお役立ち情報、そして時には驚きや感動をもたらせるようなコンテンツをお届けいたします。
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