地盤調査と地盤改良工事(D-BOX工法)SDGs目標9への貢献

~信頼と実績で明日を拓く 山本建設~

地盤調査・地盤改良は、建設や都市開発の基盤を支える重要な工程であり、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」と深く関連性があります。

SDGs(エスディージーズ)とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」のことで、2015年に国連で採択され2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットから構成されています。

SDGs(エス・ディー・ジーズ)





「Sustainable Development Goals

(持続可能な開発目標)」

9:産業と技術革新の基盤をつくろう

強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的(ほうせつてき)かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る

引用:外務省「SDGグローバル指標」より

SDGs「目標9」産業と技術革新の基盤をつくろう
産業と技術革新の基盤をつくろう

産業基盤の土台 地盤調査

SDGs目標9が求める産業基盤の整備には、安全性と効率性が欠かせません。その基盤となるのが地盤調査となり、建物やインフラ設備の第一歩として欠かせない役割を果たしています。

また、地盤調査は環境影響評価(環境アセスメント)の一環としての役割も担っています。地質や地下水の状況を把握することで、建設活動が環境に与える影響を最小限に抑える設計や工法の選定が可能となります。これにより環境保全と経済発展を両立させた持続可能な開発を実現できます。

土壌や地盤の特性を正確に把握することで安全で持続可能な都市計画がなされ、災害リスクを低減。災害時にも都市機能を維持できる強靭なインフラの構築が可能となります。

イノベーション(技術革新)においては、ドローンやAI技術の導入が進み、従来よりも迅速かつ高精度な地盤データの取得が可能となり、建設プロジェクトの効率化や安全性の向上に寄与しています。

地盤調査は、SDGs目標9が掲げる「強靭なインフラの整備」「持続可能な産業化の促進」「イノベーション(技術革新)の推進」に深く結びついており、持続可能な社会の構築に不可欠な要素となっています。

山本 ハナコ

地盤調査の結果を活用した「地盤改良工事D-BOX工法」によって、より効率的で環境に優しい建設を可能にします。

地盤改良 D-BOX工法

地盤調査と地盤改良工事は、私たちの生活を支えるインフラの基盤作りに欠かせません。

地盤改良D-BOX工法は、環境負荷削減と技術革新を両立した画期的な方法として注目されています。

D-BOX工法は、セメント系固化剤を一切使用せず、透水性を持つボックス状の袋(D-BOX)に砂や砕石などの中詰め材を充填し、地盤に設置することで地盤補強と振動低減を同時に実現する革新的技術です。

名古屋工業大学・名誉教授の松岡元氏による「ソイルバッグ工法」の理論・効果・実績に基づいてメトリー技術研究所(株)野本太社長が実用化した工法となります 。

メトリー技術研究所株式会社

D-BOX工法は、地盤に砂や砕石(さいせき)などを詰めたボックス状の袋を埋め込むことで地盤の耐久性を向上させる技術です。この工法では、二酸化炭素排出量の削減効果や、廃棄物の発生を最小限に抑える取り組みがなされています。こうした環境配慮型の技術は、目標9の中核となる「持続可能な産業とイノベーション(技術革新)」に貢献します。

D-BOX工法の最大の特長は、環境への配慮となります。従来の工法では、大量の資材やエネルギーを使用することが一般的です。しかし、D-BOX工法では軽量かつ高耐久の資材(D-BOX)を用いることで、資源の使用を最小限に抑えます。この取り組みは、持続可能な産業化と技術革新を求めるSDGs目標9の理念に一致しています。

D-BOX工法のもう一つの強みは、地震や地盤沈下といった自然災害への耐性が向上する点です。これにより、災害に強い地域社会を実現しインフラの安定性を高めることができます。こうした安全性の確保は、目標9の「強靭なインフラ構築」に貢献します。

さらに、D-BOX工法はインフラの寿命を延ばし、メンテナンスコストを削減する効果も期待できます。これにより経済的な負担を軽減しつつ、安全性を確保できるこの技術は包摂的(ほうせつてき)な社会の形成にも寄与します。

山本 ハナコ

包摂的(ほうせつてき)とは「誰も排除されない、世界中の人々が地域社会の一員として社会に参画する機会を持ち支え合う考え方」を意味するもので「世界中の誰一人取り残さない」というSDGs(エス・ディー・ジーズ)基本理念そのものですね。

DGs目標9への具体的な貢献

SDGs目標9は、持続可能で強靭なインフラ構築や包摂的で持続可能な産業化、技術革新の促進を目指しています。D-BOX工法は以下の点でこの目標に貢献しています。

  • 環境負荷の低減:セメント系固化剤を使用しないため、CO2排出量を大幅に削減できます。従来の工法と比較して最大95%のCO2削減が可能とされています。また、有害物質(六価クロム・アルカリ成分他)を含まないため、自然環境への影響も最小限に抑えられます。
  • 技術革新による効率化:D-BOX工法は、PP(ポリプロピレン)素材の袋に砂や砕石を詰めて設置するシンプルな方法でありながら、高い地盤補強効果と振動低減効果を発揮します。これにより施工期間の短縮やコスト削減が可能となり、持続可能な産業化を推進します。
  • 強靭なインフラ構築:地震や交通による振動を低減し、液状化現象の被害も抑制するため、災害に強いインフラの構築に寄与します。これにより社会全体の安全性と耐久性が向上します。
山本 ハナコ

六価クロムとは「発ガン性物質」になります。2003年2月(平成15年)土壌汚染対策法の中で定められた特定有害物質に指定されています。

D-BOX工法は、環境に配慮しながら高い地盤補強効果と振動低減効果を発揮する革新的な技術です。

この技術の普及は、SDGs目標9が掲げる持続可能で強靭なインフラの構築や技術革新の促進に大きく貢献します。今後、さらに実用化が進むことで、より多くの地域やプロジェクトでの採用が期待されています。

未来へと続く持続可能な循環型社会へ

私たち山本建設の取り組み


地盤改良 D・BOX工法

私たち山本建設では「地盤強化」と「振動低減」を同時に実現。セメント系固化剤は一切使用せず自然環境に配慮された、従来の地盤改良工法とは一線を画すD・BOX(ディーボックス)工法で循環型社会に対応した、インフラ構築を実現します。

施工実績

地盤改良工事(D・BOX工法)

地盤改良D・BOX工法は地盤補強と振動低減効果を同時に実現。地盤補強だけでなく振動や液状化被害の低減性能も備え、他工法とは一線を画す地盤改良工法です。

地盤改良 D-BOX工法
地盤改良工事 D・BOX工法

地盤改良 D・BOX工法

地盤補強と振動低減効果を同時に実現。
地盤補強だけでなく振動や液状化被害の低減性能も備えており、他工法とは一線を画す特徴ある地盤改良工法です。

D・BOX(ディーボックス)工法は一般財団法人日本建築センターより「建設技術審査証明」を受けており、安心してご利用頂ける工法です。

この記事を書いたスタッフ

のび
のび広報・WEB担当
山本建設は創業から60年、建物や道路工事など地元地域を彩るお手伝いをしてきました。

地域の皆さんをはじめ、全国の方々に夢や希望を形にする「建設・土木」の楽しさをもっと知って貰うため、日常の小さな幸せやお役立ち情報、そして時には驚きや感動をもたらせるようなコンテンツをお届けいたします。

私たち山本建設は地域の皆さまと一緒に、素敵な街を作っていくパートナーです。この街の一員として、皆さんと共に歩んでいくことを心から楽しみにしています。