~信頼と実績で明日を拓く 山本建設~
SDGs目標11の中身は?
SDGs(エス・ディー・ジーズ)「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」
「包摂的(ほうせつてき)で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する」引用:外務省「SDGグローバル指標」より
「11:住み続けられるまちづくりを」について詳細を見ていきましょう。
SDGsの「目標11」は世界的に増え続けている都市部の人口問題解決、近年増え続けている自然災害対策、開発途上国や過疎化地域における交通機関の整備など「持続的に誰もが幸せに住み続けられるまちづくり」を実現する上で大切な目標です。
近年、全国各地で線状降水帯による土砂災害、河川の氾濫で多くの家屋や建物が流され、道路の冠水や建物への浸水被害など甚大な災害が数多く発生しています。
多くの人が暮らす都市部での自然災害(地震、津波、台風などの豪雨)は甚大な影響を及ぼす可能性が高いことから、速やかに現状回復出来る強靭(レジリエント)なインフラを構築することが求められています。
強靱(きょうじん)とは「しなやかで強い」「柔軟でねばり強い」を意味します。よく使われる言葉で「強靭な肉体や精神」などで使われますね。
私たち山本建設の取り組み
私たち山本建設では低コスト、大幅に工期短縮が可能でCO2排出量を削減する「PCa+S(ピーシーエー・プラス・エス)」構法に取り組んでいます。
PCa+S構法では、あらかじめ工場で製造したコンクリート部材を現場に運び、建設現場にて組み立てをして建物を完成させることで建設費用と建設工期を大幅に抑えられます。
PCa+S構法の特徴
- 高品質な「PCa(プレキャスト鉄筋コンクリート)」板材をあらかじめ工場で製造する事が可能
- 柱や壁に剛性の高いPCa(プレキャスト鉄筋コンクリート)板材と鉄骨を固定し建物の骨組みを形成
- 都市部や狭い用地に適しており、型枠材などを使用しない為、産業廃棄物の低減にもつながり環境に優しい建設工法
- 現場周辺の騒音を低く抑える
- 鉄筋コンクリート(RC)と同等の強度
- 施工現場での作業が低減される為、建設作業員の省人化が可能
- 施工時の安全性と作業効率の向上
- 「耐震性」・「耐火性」・「断熱性」・「遮音性」に優れており建物内部に柱が無い為、内装設計を自由に変化させる事が可能
PCa+S(ピーシーエー・プラス・エス)構法
環境へも配慮した住宅や低層建物の建設構法として近年注目を集めております。
「安全性」・「快適性」・「柔軟性」を実現できる新しい構法技術。
構法開発元・設計:株式会社 加藤建築事務所
北九州エコプレミアム産業創造事業
北九州市のいち押しエコプレミアムに選定
長期優良住宅を低コストで建設する構法として、北九州市のいち押しエコプレミアムに選定
北九州市では環境への負荷が低いことを新しい付加価値として捉えた「製品」や「技術」「産業活動」を北九州市がPRを支援する取り組みをおこなっております。
強靱(レジリエント)なインフラ構築に向け
わたしたち山本建設は公共工事及び民間工事受注から施工に携わり、道路・鉄道・河川改修・上下水道・造成工事など様々な建設事業で強靱(レジリエント)なインフラ構築を実現します。
今後も山本建設では「持続的に誰もが幸せに住み続けられるまちづくり」に貢献してまいります。
この記事を書いたスタッフ
-
山本建設は創業から60年、建物や道路工事など地元地域を彩るお手伝いをしてきました。
地域の皆さんをはじめ、全国の方々に夢や希望を形にする「建設・土木」の楽しさをもっと知って貰うため、日常の小さな幸せやお役立ち情報、そして時には驚きや感動をもたらせるようなコンテンツをお届けいたします。
私たち山本建設は地域の皆さまと一緒に、素敵な街を作っていくパートナーです。この街の一員として、皆さんと共に歩んでいくことを心から楽しみにしています。
最近書いた記事
- 北九州2024年10月6日北九州空港 北九州初の飛行場から海上空港へ
- 建設業界2024年3月31日リニア中央新幹線 2027年の開業断念
- 北九州2024年3月26日未来への架け橋 北九州市の近代化とその遺産
- 建設業界2024年3月20日リニア中央新幹線(環境への配慮)