板櫃川河川除草工事

~信頼と実績で明日を拓く 山本建設~

板櫃川(いたびつがわ)

板櫃川は皿倉山が源とし福岡県北九州市八幡東区から小倉北区を流れる二級河川です。

春になると上流の河内貯水池、中流の高見地区、下流の到津地区などの桜並木は非常に綺麗で毎年のたくさんの花見客が訪れます。

河川除草工事

板櫃川の上流部に位置する景勝町にて河川除草工事を受注しました。

(施工延長1280m、施工範囲14500㎡)

河川除草工事

養生

施工前に刈った草などが下流へ流れないように工事範囲の最下流部にネットフェンスを設置しました。

これにより流れてきた草やゴミを一時的にせき止め下流への環境汚染を防止します。

ネットフェンス

安全対策

今回の施工にあたり主に2点の事故が想定された為、対策を講じることとしました。

熱中症対策

作業は7月から8月で日中の気温が35℃以上になることが予想されました。

まずは睡眠や食事など自己管理をしっかりとする事を作業員に呼びかけます。

作業服は空調服(バッテリーで稼働する小型ファンを搭載し気化熱により体を冷やす作業服)を支給しました。

明確な休憩時間は決めずに自己の判断で水分補給を行い疲れたら休憩する事としました。一昔前であれば一人だけ休むと「根性の無いやつだ」なんて言われる時代もありましたが、そんな雰囲気を作らないようにトップダウンで指導しました。

それでも責任感がある作業員ほど無理をしてしまい、熱中症のリスクを高めます。

作業中はチーム全体で声掛けを行い、職長は作業員の表情に変化が無いか注意して作業を進めていきます。

転倒防止対策

河川内は巨石や玉石などが多数あり水にぬれている為、足元が大変滑りやすくなっています。装備としてヘルメット(あご紐をしっかり締める)、長靴タイプの安全靴を着用します。

足元が安定しているか一歩一歩確認しながら進んでいきます。

刈った草を集める際は足元が見える状態を維持する為、多くの草を抱えない事を指示しました。

山本 ハナコ

現場で作業する方の「安全対策」はとっても重要です。

竣工

非常にやりづらい現場でしたが何とか無事に施工を終えました。

近隣住民の皆様には工事中の音や車両の出入りなどでご迷惑をおかけしましたが工事にご理解を頂きまして有難うございました。

山本 タロウ

河川の氾濫を防ぐためにも、とても大切な工事ですね。

この記事を書いたスタッフ

Kouyu
Kouyu株式会社プロステック 代表取締役
皆さんこんにちは広報担当のKouyuです。

インターネットやSNSの普及で世界中に情報が飛び交い社会が変化するスピードも加速している昨今、建設業界においても例外ではなく私たちも多様化するニーズに対応するべく困惑しながら何とか生き残っております。

皆さんにはブログを通じて私たちが抱えている苦悩や建設業の楽しさを少しでも共有できればと考えております。