外壁改修工事

～信頼と実績で明日を拓く 山本建設～

高さ1.7ｍのブロック塀の改修工事の依頼がありました。
既設はブロック8段と笠石の組み合わせでありましたが上部の4段は今にも崩れそうな状況であり歩行者にケガをさせる恐れがあるため早急に工事にかかってほしいとの要請でした。

現場は高所作業のため道路上に足場を設置することとしました。道路許可の申請をするため、地元の役所及び警察と協議を行いました。協議の結果、道路上にある『止まれ』の標識が隠れないようにし通行する車両からしっかり見えることを条件として承認されました。

足場には転落防止、資材の落下防止、粉塵の飛散防止などの理由により仮囲いネットを張りますが、今回の道路許可条件により一部に開口部ができてしまいました。その箇所では十分に注意して作業を行いました。
また足場にはLEDのチューブライトを設置して夜間の歩行者への注意喚起を行いました。

余談ですが設置後３日目で盗難被害にあいチューブライトを全て持っていかれるという事件も発生しております。
※取った方は速やかに返却お願いします※

ブロックの上部４段を撤去しましたが予想通りブロックの中の鉄筋は錆びており鉄筋本数も通常より少なくモルタルも十分に充填されていませんでした。恐らく人の力でも簡単に倒れる状況でしたので事故にならずに良かったと思います。

残ったブロック４段の天端は綺麗にモルタルを剥がし左官仕上げを行いました。
また門柱は元々タイルを張っておりましたが見た目が良くないという事でタイルの上から接着剤の働きをするカチオンという下地剤を塗り、その上から四国化成のパレットを塗って仕上げを行いました。
あえてコテの跡が残るような仕上げにしております。

最後に目隠しフェンスを設置して終了です。
施主様の希望で縦格子のフェンスを採用しました。通常の横格子と比べ雨水が溜まりにくく汚れにくいというメリットがありますのでおすすめです。
今回の現場はコーナー部があり、うまく調整できるか懸念しておりましたが、写真の通り綺麗に納まりました。

今回は緊急の工事であったため道路許可後に４日で作業を終えましたが施主様からは仕上がりが良いと評価をいただきました。

この記事を書いたスタッフ

Kouyu株式会社プロステック 代表取締役

皆さんこんにちは広報担当のKouyuです。

インターネットやSNSの普及で世界中に情報が飛び交い社会が変化するスピードも加速している昨今、建設業界においても例外ではなく私たちも多様化するニーズに対応するべく困惑しながら何とか生き残っております。

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