北九州国際会議場タイル補修工事
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北九州国際会議場
北九州国際会議場はJR小倉駅北口から徒歩7分の場所にあり国際規模の会議、セミナー、イベントなどが開催されております。
建物は世界で活躍する建築家の磯崎新氏が船のブリッジや大波をイメージして1990年に竣工されました。竣工から30年以上がたち、各所に老朽化の影響が見られるようになりました。
収縮、膨張によるひび割れ
この世に存在する、ほとんどの物質は冷やすと収縮し温めると膨張します。
そのため舗装材に使用されるタイル、自然石、コンクリート平板なども気温差により収縮膨張をくりかえしているため材料同士がぶつかり合いひび割れを引き起こしてしまいます。
特に当該地域は海に面してしるため冷たい海風が吹き込んで収縮、膨張が大きくなります。
舗装材を施工する場合、伸縮目地と言われる弾性体の緩衝材を一定間隔で設置することが一般的ですが、現場は全く設置されていませんでした。
補修工事
割れたタイルを撤去します。
下地のコンクリートを撤去します。
基礎砕石(きそさいせき)を敷均(しきならし)ます。
基礎コンクリートを打設します。
下地モルタルを塗ります。
タイルどうしは10㎜の間隔を開けて設置します。
タイルどうしの隙間にコーキング(伸縮目地)を設置して完成
竣工
階段破損部補修
自然石階段の角が欠けていたためサービスで補修を行いました。
原因は目撃情報も多い事からスケートボードによる破損だと考えられます。
北九州市では公共の施設がスケートボードにより破損させられるといった事案が多数発生しており社会問題となっております。
北九州市では平成31年に延命寺臨海公園内にスケートボードパークが併設されました。
今回の現場から車で5分のところにあります。
スケートボードをされる方は街中での使用は非常に危険ですのでこういった施設を利用して頂くよう宜しくお願いします。
引用:北九州市公式ホームページ スケートボードパーク(延命寺臨海公園)より
この記事を書いたスタッフ
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皆さんこんにちは広報担当のKouyuです。
インターネットやSNSの普及で世界中に情報が飛び交い社会が変化するスピードも加速している昨今、建設業界においても例外ではなく私たちも多様化するニーズに対応するべく困惑しながら何とか生き残っております。
皆さんにはブログを通じて私たちが抱えている苦悩や建設業の楽しさを少しでも共有できればと考えております。
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