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リニア中央新幹線 夢の超高速鉄道!
リニア中央新幹線のことは、皆さんご存じの方もきっと多いと思います。
2023年10月13日、品川から名古屋本線区間の山梨県で初のトンネル貫通のたいへん喜ばしいニュースが報じられました。ですがその一方で、静岡県内での着工に関しては依然として目途が立っていないなど工事の遅れも指摘されています。1
リニア中央新幹線の魅力はなんといってもその移動スピードです!
超電導磁石という強力な磁石を用いることで車両を浮上させ、超高速走行を可能にするんですね!
東京から大阪間を最速67分で結び、最高速度は設計速度で時速505km!
現在の東海道新幹線と比較をすると移動時間を大幅短縮できる、まさに夢の超高速鉄道です!
品川・大阪間を2045年までに全線開通を目指しています。
リニア中央新幹線のはじまりをみていきましょう。
- リニア中央新幹線計画は2024年3月29日JR東海(東海旅客鉄道株式会社)の発表により「東京・品川~名古屋区間において2027年の開業目標を断念する方針を明らかにした。」との報道発表。 ↩︎
リニア中央新幹線 2027年の開業断念
リニア中央新幹線計画は2024年3月29日JR東海の発表により東京・品川~名古屋区間において、2027年の開業目標を断念する方針を明らかにしました。
リニアモーターカーのはじまり
リニアモーターカーと呼ばれる、リニア開発は1962年、昭和37年に夢の超高速鉄道の乗り物として東京から大阪間をおよそ1時間で結ぶという目標を掲げ、国家プロジェクトとしてリニアモーター推進浮上式鉄道の研究がスタート。
昭和37年っていうと、昭和39年第18回夏季東京オリンピック開催の2年前ですね!
その後、昭和47年に浮上走行に成功し昭和62年には有人走行で時速400.8km/hを記録!
平成に入り、新しい実験線が山梨県に建設され、次々と走行試験をおこない平成10年には初の試乗会を開催するなど着実に夢のリニア中央新幹線の道を辿っています。
2000年代に入ると、有人走行で最高速度581km/hを記録、さらに2015年には時速603km/hを記録するなど目覚ましい進化を遂げ、鉄道業界で世界最高速度を達成しギネス世界記録に認定されました。
このニュースは世界中で報道され、たいへん話題にもなりました。
リニア中央新幹線開業すると!
リニア中央新幹線が開通すると、最大のメリットはなんといっても、移動時間の大幅短縮ではないでしょうか。まずは、品川・名古屋間でおよそ40分で移動が可能で、開通後50年間で経済効果10兆円規模になると試算されています。
交通アクセスが格段に向上し首都圏・中京圏・近畿圏の3大都市圏が、ひとつになり経済や観光も今よりも活発になると予想されています。
将来的に山梨県・長野県・愛知県などに居住する方々増え、普段は首都圏へ通勤・通学利用、休日は自然豊かな環境で生活も可能となり、新しい生活スタイルが実現できそうですね。
また首都圏よりも安い地価のオフィス賃料等を求めて、山梨県・長野県・愛知県などに進出する企業増加も見込まれ企業活動の活性化が期待されています。
リニア中央新幹線が、開業すると新しいライフスタイル・ワークスタイルが実現し「夢」や「希望」が持てますね!
国土強靭(きょうじん)化
大地震や台風による豪雨など大規模な自然災害によって東海道新幹線の運転見合わせなど、混乱からの影響は計り知れません。
2023年8月に発生した台風7号の影響で、東海道新幹線の運行ダイヤに大混乱が生じました。
この時はお盆期間中だった為、より多くの乗客の皆さんに影響が出てしまいました。
日本の大動脈輸送である新幹線の運休停止は大きな経済損失にも繋がってしまいます。
では、具体的な対策や取り組みなどはあるのでしょうか?
大規模災害による、リニア新幹線の役割についてはこちらをご覧ください。
リニア中央新幹線(国土強靭化)
私たち山本建設会社では防災・減災の必要性が高まる中、国土交通省「国土強靭化計画」を踏まえ、様々な建設事業で強靭化なインフラ構築を実現して参ります。
山梨県立リニア見学センター
現在、山梨県立リニア見学センターでは「超電導リニア試験車両の展示」「走行試験の見学」など超電導リニアについて楽しく学べる内容になっています。
ご家族やご友人と山梨県立リニア見学センターに足を運んでみてはいかがでしょうか。
この記事を書いたスタッフ
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山本建設は創業から60年、建物や道路工事など地元地域を彩るお手伝いをしてきました。
地域の皆さんをはじめ、全国の方々に夢や希望を形にする「建設・土木」の楽しさをもっと知って貰うため、日常の小さな幸せやお役立ち情報、そして時には驚きや感動をもたらせるようなコンテンツをお届けいたします。
私たち山本建設は地域の皆さまと一緒に、素敵な街を作っていくパートナーです。この街の一員として、皆さんと共に歩んでいくことを心から楽しみにしています。
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