リニア中央新幹線（スーパー・メガリージョン構想）

～信頼と実績で明日を拓く 山本建設～

リニア中央新幹線、夢の超高速鉄道として2045年の全線開通を目指し2023年11月現在、建設・土木工事が進められています。
全線開業後には東京～大阪間をおよそ1時間で結び、現在の東海道新幹線よりも飛躍的に移動時間が向上されますね。

東海道新幹線の１日あたり利用者はおよそ43万人、年間157百万人となっています。リニア中央新幹線が開通することで、国土交通省の試算では現在の東海道新幹線（のぞみ）利用者からの年間転移数およそ7,200万人、航空機からの年間転移およそ1,100万人と予想され、リニア新幹線をより多くの皆さんが便利に利用することになるでしょう。

リニア中央新幹線開業により日本各地で新幹線の延伸、新東名高速道路、新名神高速道路などの計画と共に新たな高速交通ネットワークが形成され地域間の交流が飛躍的に拡大されることが見込まれています。

引用：ものづくりの現状とリニア中央新幹線の効果より

スーパー・メガリージョン構想とは、リニア中央新幹線開業により3大都市圏（首都圏・中京圏・近畿圏）がおよそ1時間で結ばれ、世界から「ひと」「もの」「おかね」「情報」を引き付け、世界を先導するスーパー・メガリージョン（巨大経済圏）が形成されることが期待されています。

とあります。

3大都市圏（首都圏・中京圏・近畿圏）を合わせたGDPはフランスやイギリスを超えており、リニア中央新幹線開業によって新たな価値を創造し世界でも類を見ない巨大経済圏が誕生するんですね。

ではリニア新幹線開業によって、私たちの生活や経済活動にどのような影響があるのでしょうか？

リニア中央新幹線開業により具体的には、以下のような期待される効果があげられています。

災害リスクへの対応についてはこちらからご覧下さい。

3大都市圏（首都圏・中京圏・近畿圏）の人口は6,600万人を超えており、全国半数の人口が集中しています。

リニア中央新幹線の開業により首都圏・中京圏・近畿圏の3大都市圏がひとつの大きな経済圏になることで多くの人が東京、大阪間を行き来し、訪日外国人観光客の増加が見込まれています。

また、デジタル技術の進歩や多種多様な情報が大量にあふれる環境下において、人と人との交流機会が増え、交流時間の拡大にも繋がっていきます。

さらには日本の魅力ある分化や自然などを体験出来る取り組みなど、海外からのインバウンド需要にも大きな期待が持てますね。
観光資源の活用・新規ビジネス創出・交流人口拡大など様々な取り組み強化が必要になってきます。

新たなライフスタイルにより地方創生、少子高齢化問題への対応、外国人観光客の誘致など地域資源や地域特性を活かした魅力ある持続可能な地域づくりが大切ですね。

また、2040年までを見据えた戦略として東海地方では「TOKAI VISION のアクションプラン」を策定。「自動車関連産業」「航空機産業」「ヘルスケア産業」「環境産業」の4分野を戦略産業として未来に向けた新たな産業強化の方向性を打ち出しています。

リニア中間駅と高速道路の連携により高速交通ネットワークが形成され、地域社会の活性化に繋がり、「ひと」・「ものづくり」・「情報」のイノベーションにより三大都市圏の成長力が全国に波及すると期待されています。

引用：国土交通省 スーパー・メガリージョンの形成より