1級土木施工管理技士研修会(第3回)

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1級土木施工管理技士研修会(第3回)

先日、第3回目の研修会に出席して来ました。

この研修会ブログもシリーズ化しており、楽しみにしてくれている方がいらっしゃると嬉しいです。

私自身も研修会で学んだことをしっかり復習が出来ているので、助かっています。

今回は、品質管理・法規について学んで来ました。

品質管理とは

目標の品質を満足する製品を、いかに安く生産し、その結果を調査、反省して、また、次の設計、製作、検査に役立つような処置を行うという生産管理から発展してきたものである。

「買手の要求に合った品質の品物またはサービスを経済的に造り出すための手段の体系」を表している。
受注者は、品質を品質管理基準に定める試験項目、試験方法及び試験基準により管理し、測定して各実測値は、すべて規格値を満足しなければならない。

法規について

法規とは、国の目的遂行のため国の定める法律や命令のほかに、各地方公共団体の定める条例や規則などを総称している。

これらの法規は、憲法を頂点として、法律-政令-省令-規則の順に上下の関係に立ち、上位の法規に違反すれば、その限りで無効となる。

次に上げる法律が該当してくる。

  • 「建設業法」
  • 「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」
  • 「労働基準法」
  • 「労働安全衛生法」
  • 「環境基準法」
  • 「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」
  • 「リサイクル法」
  • 「建設リサイクル法」
  • 「騒音規制法・振動規制法」
  • 「道路法」
  • 「道路交通法」
  • 「建築基準法」
  • 「消防法」
  • 「宅地造成等規制法」

たくさんの法律が存在し、色々なことが守られています。

では、さっそく問題です。

問題.1

1.品質管理を実施するにあたっての一般的な手順として、次の組み合わせのうち適当なものはどれですか。ただし、① ~ ⑤ は下記のとおりとします。
①管理の対象となる品質標準を決める
②品質標準を守るための作業標準を決める
③管理しようとする品質特性を決める
④ヒストグラムにより規格を満足しているかを管理図により工程が安定しているかを確認する
⑤作業標準に従って施工し、データを採る

ア:③→①→②→⑤→④
イ:③→①→②→④→⑤
ウ:③→①→⑤→②→④
エ:③→①→⑤→④→②

解答 ア

※問題.1には、第2回目のブログに書いた、P・計画 D・実施 C・検討 A・処置が隠れていました。お分かりになりましたでしょうか。
④は「確認」と書かれております。C・検討です。
⑤は「施工」と書かれております。D・実施です。
上記より⑤→④の順番が確定しますので、選択肢のア~エを見ると「ア」となります。
全体が分からなくても、どこかに何らかのヒントが隠れているケースがあるので、しっかり文章を読むことが大切ですね。

問題.2

2.「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」上、産業廃棄物に該当しないものは、次のうちどれでしょうか。

ア:現場打ちコンクリート杭工事に伴い生じた汚泥
イ:建物の取り壊しに伴い生じたコンクリートの破片
ウ:鋼製建具の取替えに伴い生じた金属くず
エ:根切りに伴い生じた土砂

解答 エ

いかがでしたでしょうか?

難しい問題だったのではないでしょうか。

チャレンジしてくれた方、有難う御座いました。

また、第4回目の研修会後、アップします。

楽しみにお待ち下さい。

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この記事を書いたスタッフ

こてかん
こてかん安全衛生・情報連絡担当
北九州市を愛し、人を愛し、家族を愛し生きる、ラーメン大好き男。

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