17歳の決意

~信頼と実績で明日を拓く 山本建設~

以前もお話ししましたが当社には17歳になる従業員が2名います。

1名は入社して1年が過ぎましたが、入社当初から「自分は将来、山本建設の社長になりたい」と公言しており、そんな頼もしい従業員がいる事に大変嬉しく思いましたが、

どうせ最初だけでいずれ現実を知って諦めるのではないか?

という事も感じながら、

彼を見守っておりました。

しかし先日、彼の決意を感じさせるエピソードがありましたのでご紹介させて頂きます。

彼の決意

彼は私(筆者)に相談があると声をかけてきました。

私は何事だと、少し緊張しながら彼の話を聞きました。

話の内容は入社1年目で技術的にはまだまだの為、

現場では小間使いのような立場であり雑用ばかりさせられ、

何もできない自分が情けない、

また現場では危険と隣り合わせであり、

場合によって生命にかかわる事故を起こす恐れもあるため、

その点では厳しく指導され叱られる事も多々あり、

そのことが彼にとっては屈辱的

だという事でした。

そこで彼は営業部長の私に

給料もいらないし、

時間外に作業するため会社には迷惑をかけないので

自分ひとりで最初から最後までできる仕事を探して来てもらえないか?

という相談でした。

彼の熱意はすごく伝わりましたが安全面や労働管理上、問題があることと、お客様あっての仕事のため、お客様に迷惑をかけるわけにはいかないという事を、やさしく諭すように伝えました。

成長

そこで私は二級土木施工管理技士の試験を受けないかとアドバイスしました。

施工管理技士は建設業においては無くてはならない資格であり、あれば仕事の幅も広がります。
二級の一次検定を合格すれば施工管理技士補となり二次検定合格で技士となります。
17歳以上であれば誰でも一次検定を受験することができるため、お勧めしました。

私は一級土木施工管理技士の資格を有しています。
試験で合格する事も大事ですが勉強する過程で普段何となくやっている作業の全てに意味がある事だと理解できるようになります。

そのことで彼が成長できるのではないかと考えました。

彼は体を動かすのは得意だが勉強は苦手なタイプだと自分でも話していましたが、山本建設の社長になるためには必要な事だとも理解しております。

社長になるためにはどうするべきか?

という事を彼なりに考えている事に感心しました。

少なくとも私が17歳の時には無かった感情です。

10年後、20年後に彼がどのように成長しているか今から楽しみで仕方ありません、

また彼の成長記録を紹介できればと考えております。

ご期待ください。

国土交通省 報道発表資料【建設業における技術者制度の見直しについて】

山本 ハナコ

成長した自身の将来に向かって!山本社長をはじめ、現場経験豊富な先輩方、社内スタッフ、全力で応援しています!

当社で働く「最年少17歳」はこちらをご覧下さい。

2005年生まれ キラキラの17歳!

私たち山本建設では最年少17歳の2名が在籍!未経験からのスタートで先輩方の指導のもと日々活躍中です!

この記事を書いたスタッフ

Kouyu
Kouyu株式会社プロステック 代表取締役
皆さんこんにちは広報担当のKouyuです。

インターネットやSNSの普及で世界中に情報が飛び交い社会が変化するスピードも加速している昨今、建設業界においても例外ではなく私たちも多様化するニーズに対応するべく困惑しながら何とか生き残っております。

皆さんにはブログを通じて私たちが抱えている苦悩や建設業の楽しさを少しでも共有できればと考えております。